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暇なのに愚痴を言うのもアレですが、2週間も仕事をしていないと、いっそのことこのまま会社を辞めたくなりますな。そんな感じで始まった今週もこのまま仕事がなさそうです。
で、本日は 「バタリアン4」 を鑑賞。アレです。あの台詞だけのために見に行った感じです。内容はこれまでで最低と言うか、正直2作目以降はあまり覚えていないので比べよう無いですね。 で、週末には 「タイドランド」 を鑑賞。物語全体は平坦で、何の前触れも無く"タイドランド"に入り込んでいくので、観る人を選んでしまうかもしれませんが、なかなか癖があって良い仕上がりのようにも思いますが、流行らないのは致し方なく。 まぁそんな感じで3週間目の休みを如何に過ごすか思案中。
それにしても長期休暇はいつも梅雨真っ只中だなと思いつつも、先週およそ一年ぶりのまともな休みを頂戴し、1年ぶりに彼の地に赴いておりました。で、まぁ不思議なこともあるもので、最近の非常に的中精度の優れた天気予報が雨マークを並べ立てていたにも関わらず、私が外に出ると、嘘のように雨が止むと言う好天、幸運に恵まれ、5日間の一人旅を満喫しておりました。
そういうわけで、映画のほうは先週はさしてみていないのですが、とりあえず前回更新以降に観た作品を並べておきます。 6/3 「レント」 今更感もあり、駄作ではないのですが、そこまでよくも無く。まぁ混むのはわかりますが、異常ですね。 「13歳の夏に僕らは生まれた」 "映画的省略"が下手な作品は見ていて疲れるだけでなく、恥ずかしくなります。 「ステイ」 映画的省略が非常に上手く、映像も美しい。映画に慣れている人なら、冒頭のシーンから、一人歩き出す男に違和感を覚え、その時点でオチがわかってしまうのですが、そのおかげで作品の中で描かれる不自然な現象・描写に目が向いて、そしてその理由を読み解き、感嘆しながら、楽しめる作品。併せて、映像センスとテンポとも一貫してよく、飽きることなく楽しめます。作りこまれてますね。今年必見でしょう。 6/10 「プルートで朝食を」 既に話は忘れてしまった感がありますが、それなりに楽しめた記憶が。 「親密すぎるうちあけ話」 独特の設定が面白い。キャラクターは定番的でわかりやすく、しかし程よいミステリー具合。終わり方にも非常に好感が持てます。 「ポセイドン」 旧作はそれなりに面白かった気もしましたが、これは如何なものか。ただの定番パニック映画。新鮮味も無く。 6/11 「そして愛に至る」 ゴダールがたらたらと。よく言えばゴダール節そのまま。悪く言えば独り言。もともと少ない観客がどんどん途中退席。 「オーメン」 旧作とほとんど変わらない描写。リメイクした意味があまり無いのでは。 6/17 「マルキ・ド・サドの調教哲学」 「肉屋」の監督の新作。もう少しどろどろしたのを期待したのですが。それにしてもシネパトスで立ち見が出るなど、思いもつきませんでした。 「ティント・ブラスの白日夢」 巨匠の戯れ。若手に負けていません。 6/18 「インサイド・マン」 ありがち。と言うか同じようなネタをどこかで見たような。評判は良いようですが、まぁなんというか凡作。 「最後通告」 淡々と。話的にはありなのですが、作りが下手なんですかね。非常に眠くなりました。 「べレジーナ」 うってかわってドタバタ。雰囲気的には、ジャン・レノのあれに、なんとなく似てます。なんという作品か忘れましたが。 6/24 「キングス&クイーン」 重い話ですが、さらりと。非常に良い作品。おすすめ。 「さよなら僕らの夏」 圧巻。よくある青春ものですが、若さゆえの残酷さと言うか、行き過ぎ感が非常に上手く描写されていて、なま生しい。 6/24 「ウルトラヴァイオレット」 話が崩壊と言うより、全てが崩壊。あまり見たことは無いですが、いまどきのゲームのムービーでも見ているような感じ。 「メタル/ヘッドバンカーズ・ジャーニー」 最高。良いテンポの音楽ドキュメンタリー。メタルが好きなら必見。 「M:i:Ⅲ」 支離滅裂な行動も、徹底して、当たり前にしてると意外と気づかないようです。主人公を本気で殺そうとしている人間は、今作では皆無のようです。まぁいつもどおりではあるのですが。 7/3 「クレマスター3」 以前見た、「拘束のドローイング」は非常に面白く見れたのですが、これはちょっと理解仕難い感じでした。久しぶりの仕事の後に見たためか、睡魔も合わさり、あとは言わずもがな。 7/4 「レイヤーケーキ」 ストーリーや展開はありきたりだが、何をどうとればかっこいいか分かってる作品。全編通して一定水準以上の画が続いて、それだけでも十分楽しめる。オススメ。 で、此処までの話はどうでも良いのですが、昨日の夜何気なくニュースをチェックしていたら、ファンタ中止のニュースが。 「 「東京ファンタ」が休止 1985年から毎年秋に開催されていた「東京国際ファンタスティック映画祭」が、資金難で休止されることが3日、分かった。同映画祭実行委員会によると、来年以降の再開の見込みは立っていない。 同映画祭は「東京ファンタ」の愛称で知られ、SF、ホラー、アニメを中心とした新旧のカルト映画の企画上映などが人気を呼んでいた。 チーフプロデューサーを務めたいとうせいこうさんは「休止がそのまま終わりになるとは考えていない。心意気と愛情がある限り、必ずまた始まるだろう」とコメントした。 (時事通信) - 7月3日21時1分更新 」 一昨年などは、それなりに流行った「SAW」のワールドプレミアムを行うなど、それだけ見れば存在感はあったのですが、全体としてはほとんどの作品が、興行されても単館でそれも1週間くらいで終わってしまったり、いきなりビデオやDVDリリースだったりと、いかにもB級な作品ばかりを排出していたので、しりすぼみ感はあったのですが、個人的にはつぼにはまる作品が多くて非常に愛着があっただけに残念。いつか必ず再開してほしいですね。 それにしても今年あたりこの映画祭で公開されるんじゃないかと思っていた「ヘルレイザー」の新作2本は、AmazonでDVDを注文するしかなさそうですね。あわせて非常に残念です。 東京ファンタスティック映画祭オフィシャルHP
暇ではないのですが、なんとなく、やはり備忘録的にとりあえずメモを。
3/11 「マンダレイ」 「コルシカン・ファイル」 「ヒストリー・オブ・バイオレンス」 3/18 「トゥー・フォー・ザ・マネー」 「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」 「エミリー・ローズ」 「イーオン・フラックス」 「変態村」 「うつせみ」 3/25 「リトル・ランナー」 「ふたりのベロニカ」 「ラストデイズ」 「サウンド・オブ・サンダー」 4/1 「Doom/ドゥーム」 「ククーシュカ/ラップランドの妖精」 4/8 「リバティーン」 「パパラッチ」 4/15 「the EYE2」 「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」 「美しき運命の傷痕」 4/22 「アンダーワールド:エボリューション」 「V フォー・ヴェンデッタ」 「プロデューサーズ」 4/29 「グッドナイト&グッドラック」 「ブロークン・フラワーズ」 「プラハ!」 「隠された記憶」 「ファザー、サン」 5/13 「僕の大事なコレクション」 「ドッグ・デイズ」 「ダッグ・シーズン」 「ニュー・ワールド」 「ナイロビの蜂」 「アンジェラ」 5/20 「ジャケット」 「戦場のアリア」 「ダ・ヴィンチ・コード」 「愛より強く」 「太陽に恋して」 と、思っていたら勢いあまって3本もレビューを書いてしまったり。今週見た、残り2作品についてもレビューを書きたいのですが、流石に自制。期待せずにお待ちください。否、待たずに劇場へ。 ![]() 「Da Vinci Code,The」(「ダ・ヴィンチコード」) (2006年米) 監督:ロン・ハワード 出演:トム・ハンクス 、オドレイ・トトゥ 、イアン・マッケラン 、アルフレッド・モリナ 、ジャン・レノ 欧米で絶対視されてきたキリストの神性を否定するかのようなこの作品。製作段階から、著作権やら不買運動やら、カンヌでは冷笑やら一転喝采やら、何かと話題には欠きませんでしたが蓋をあけてみれば、凡作の域を出ない仕上がり。まぁ期待していなかっただけましですが、なんとも陳腐と言うか駆け足と言うか。原作はしっかりしているのでしょうが、映画の枠にはどうにも収まりきらなかったようです。まぁ原作は読んだことがないのですが。 それにしてもタイトルにも名を馳せる彼は最後のほうには全く出てこず、ルーヴルの宣伝のような終わり方をするこの作品は、世間一般ではどのように受け入れられているのか、甚だアレです。 ![]() 2006/5/21 シネスイッチ銀座 「JOYEUX NOEL」(「戦場のアリア」) (2005年仏/独/英) 監督:クリスチャン・カリオン 出演:ダイアン・クルーガー 、ベンノ・フユルマン 、ギョーム・カネ 、ゲイリー・ルイス 、ダニー・ブーン 近代の戦争は「ジャーヘッド」にも描かれているように、個を失った戦争。「ジャーヘッド」の台詞を借りるなら「英雄を生まない戦争」これは同時に、人間的な思いも生まない戦争なわけです。そういう意味で、この作品の元となった実話が"第2次大戦"でも"湾岸戦争"でもなく、間違っても先の「イラク戦争」でもないのは言うまでもなく。なぜなら2次大戦ではガスが、湾岸戦争では空爆が"個"を失わせ、イラク戦争では戦争と言う概念そのものが見えなくなってきています。これがどのような影響を及ぼすかと言えば、「信心深い者もそうでない者も冬の焚き火に集まるように、そこに集い、戦争を忘れようとした。 」「しかし、戦争が私たちを忘れない。」という、この作品の悲劇性が凝縮されたこの台詞のような苦悩すら生まないと言うことなのです。それぞれが個として戦争に巻き込まれ、戦場で家族のことを語り、互いに思いやり、局地的には、戦争自体を回避した。 このようなことが、個を失った、相手の見えない戦争では生まれる余地すらないのです。 さて、話は明後日の方向に。「愛より強い旅」でさらりと言い放たれたように"音楽は宗教"である。それが持つ力と、キリスト教そのものが持つ力が合わさった時に欧米諸国の人々が受ける影響は絶大だなと。いろいろな宗派があるにせよ、根源的にはひとつのものを信じる宗教と、音楽と言う言語を超えた力を持つそれが合わされば、それに勝るものなどないわけです。それに比べ、スラブ、アジアに存在する宗教はそもそもが多神教。信じるものが複数あればその結束力は推して知るべし。いくら日本の音楽がアジア諸外国で流行ろうと、多神教ではあまり意味がないでしょうね。まぁ日本の音楽自体がアレですが。そういう事情もあってか最近日本の周りは何かと物騒な話題が多いようで、と、どうでも良い話。 わざわざ"個"が絡んでいることを米軍が"救出作戦"をニュースにして流すくらいですから、今後も戦争から個人の喪失は続くことでしょう。"個"がない戦争は残酷とか悲しいとか憎いとか、そういった感情すら生まない。それこそがもっと危惧することであることは、"人が人として殺しあう"ことと、"物と物が壊しあう"というなんとも陳腐な表現からも明らかに読み取れることでしょう。 ![]() 2006/5/21 東劇 「Jacket」(「ジャケット」) (2005年アメリカ) 監督:ジョン・メイバリー 出演:エイドリアン・ブロディ 、キーラ・ナイトレイ 、クリス・クリストファーソン 、ジェニファー・ジェイソン・リー 、ケリー・リンチ ジョージ・クルーニーと、ソダーバーグが共同で設立したプロダクションらしいSection8。アカデミー賞に絡んだ作品を作ったのが要因なのか、ここのところ目にする機会の多い気がします。 で、この作品。久しぶりの東劇での鑑賞となったわけですが、作品の軸にすえられているのは、タイムスリップ。そしてそれを利用してヒロインの人生を豊かにすると言った筋書き。どっかでよく似た作品を目にしたなと思うまでもなく、ちょうど1年前にここで公開初日に鑑賞して絶賛したあの作品。つまり「バタフライエフェクト」。最後の終わり方も、若干ニュアンスが違うものの、推して知るべしといったところでしょうか。 例によって、事前情報をまったく入れないで見に行ったので、鑑賞中にはその画からソダーバーグが撮ったと勘違いしたくらい、それを意識した画作りのように感じましたが、どうなんでしょうか。それと最初の白黒の戦場のシーンは「Dr.Strangelove」、極彩色の虹彩のアップは「2001: A Space Odyssey」を想起。どうもキューブリックにも影響を受けているようです。ま、どうでもよいことですが。 「27歳の時に始めて死んだ。最初に死んだとき、そこは真白な世界だった。」と言う台詞とともに主人公が"死ぬ"ところから始まるこの作品。彼はこの事件のせいで若年性健忘症を患い、記憶が残らない状態になってしまう。この設定から「メメント」を想起するのは至極単純な連想ではありますが、メメントで中心に据えられていたこの設定はこの作品の中では中心ではなく"真白な世界"を構築する要素でしかないのです。すなわち、記憶が保持されなくなった"1度目の死"後の人生、常に冬として描写される湾岸戦争以降の人生、これこそが"真白な世界"なのです。 その真白な世界の中で効果的に用いられる"赤"は、その色から想起される"血"からつながる"死"と同時に"生"のイメージも併せ持っているようです。 "1度目の死"と言うからには2度目のそれがあるわけで、その死とは劇中の最後に訪れるものかと言えばそのとおりなのですが、実は"2度目の死"自体にはさほど意味はなく、より大切なのは「死を意識することから人生は始まる」と言うことでしょう。そういう意味であの"赤"が使用されている"引き出し"がその場所であることは間違いないでしょう。この中で彼の体は"ジャケット"のせいで自由が利かないのですが、この状態は1度目の死の描写で用いられた「頭は死んでいたが、体は生きていた」とは逆の状態であることがわかります。つまり死を意識できる、体が動かなく死んでいて、頭が生きている状態なのです。頭が死んでいたため、1度目は死を意識することができず、しかし確かに死んでいて、その後の人生は記憶にも残らないほど真白に白けた世界。しかし、2度目の死は"意識できる"状態でやってきて、ここから彼の人生は始まるわけですが、さて、それは。 「あと何時間あるの」の台詞の後は、死を意識したそれぞれに委ねられていますが、ひとつ考慮しなくてはいけないことは、季節が変わっていたと言うことでしょう。 「バタフライ」は大成功し、全国展開しましたが、2匹目のどぜうは如何に。若干一般受けしない感もありますが、完成度的には十分な作品。久しぶりに目が覚めました。
暫く放置していたら、スパムの標的になっていたようで。ご迷惑をおかけした人がいるかもしれませんが悪しからず、ご了承を。
さて、あいも変わらず・・・。といった感じですが、今年も順調に週末は映画に捧げておりますので、ご安心を。 2/18 「イノセント・ボイス/12歳の戦場」 意外とありがちな作品だと感じたので、見ないと決意したはずが、何を勘違いしたのか見に行ってしまったら、意外と良かったような。まぁ最後は予定調和、ありがちな終わりです。 「ジャーヘッド」 面白い。ベトナム戦争と、近年の戦争。その違いは人の不在、より分かりやすく換言するなら兵士の不在であり、ヒーローの不在。戦争は誰が始めて、誰が戦い、どうして終わるのか。それが分かったほうが幸せなのか、そうでないのか。映画ではベトナム戦争は"見えない"ではじまり、後期はそれを個人単位に分解することで"見える"それに還元していったよく知られるところでしょう。私の記憶に鮮明なのは「地獄の・・・」だったり、「プラトーン」だったり、いずれも恐らく"見える"方なのですが、今回の作品は戦争は違うにしても"見えない"に属するそれを描いたような。似たような雰囲気もかもし出しつつ、全く違う個人と、何に対するかは別としてもその戦いを描いたこの作品は一見の価値があるでしょう。 2/25 「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」 ありがちな音楽ドキュメンタリーといってしまえばそれまでですが、幼少の頃の出来事が物語り後半に旨く生かされて、そして台詞も旨い。ふと聞きたくなるこの頃の音楽を存分に味わえる作品。 「アブノーマル・ビューティー」 「Eye」とかその辺を撮った監督の新作。若干スナッフだったり、ホラーだったり、スリラーだったり、サスペンスだったりするのですが、どうにもインパクトが無く。そして影響を受けた作品がよく分かってしまう陳腐な種明かしの仕方もどうかと。 3/4 「アメリカ、家族のいる風景」 冒頭の印象的な二つの穴から、それを駆け抜け大きな一つの穴を潜り抜けて、自分のもといた場所を目指して男が馬を駆るシーンはそのままこの映画のメタファーであるわけですが、あまりにも如実に、明確にこれを撮れるのはやはりこの監督ならではと言うか、余裕と言うか、sどんなこんなで圧倒。 「ブロークバック・マウンテン」 話題になった割にはと言うか、なんというか。今年のアカデミーはキワ物ぞろいなんでしょうか。というか、男の世界に属するカウボーイが、同性愛だっただけで、後は普通の恋愛モノというか、人生を淡々と。男の世界なんてものがそもそもアレなのですが、と言う話しは長くなりそうなのでやめますが、とにかく面白いかどうかは別として、既に「御法度」を見た日本人にはあまりこの凄さというか、異端さとかそういったセンセーショナルな感覚は共感できないものなのかもしれません。 「シリアナ」 眠い目をこすりながら観る映画ではないのかもしれませんが、見てしまったものは仕方が無い。めまぐるしく場面を次々と変え、なしえたのは環境破壊と少数の人間を殺し、少数の人間を普通の生活へと戻しただけ。CIAは何処に向かうのか。 こんなことを書いたからといって誰が安心するわけでもないのですが、と言いつつ私は忘却の危険から逃れられたり。 ではでは。
それにしてもご無沙汰である。そして相変わらず多忙を極めている。
1/27 「僕のニューヨークライフ」 痛快である。このテンポ、この映像、この台詞はやはり彼ならではなのかなと。最近は意識的に避けていたのですが、改めて、彼の良さを再認識というか、認識を改めたというか。 1/28 「フライトプラン」 相変わらず良く走る女である。ネタはあらゆるジャンルで使い古された感じで目新しくも無く。そして、なんとなく話も遅々として進まない印象。前半は去年の「フォーガットン」を髣髴とさせて、そうでは無いとわかっていながらも、タイトルがなんとなくそれっぽいなーなんて、退屈にかまけて考えたり。 「オリバー・ツイスト」 多少は危惧していたが、やはりそのとおりであった。前作も少し思ったが、素材が生かしきれていない感が。 2/4 「ミュンヘン」 渾身である。が、流行らないだろうなと。しかし、間違いなく良作である。気になるのは、前作、前々作と非常に密接なテーマを扱っているにもかかわらず、帰結がかなりネガティブに振れていることだ。彼の目にはこの世界がどのように映っているのか。 「白バラの祈り/ゾフィー・ショル 最後の日々」 旨く採ってはいるが、唯それだけである。が、しかし、今はやはり平和だなと。 「僕と未来とブエノスアイレス」 典型的な親子の物語だが、味わいがある。そして独特の世界を感じて、なかなか小気味良い。 「悪魔の住む家」 まんまではあるが、その分完成度が高く、それなりに楽しめる。旧作を知らない方は、ストーリーもそれなりにしっかりしているので、楽しめるだろう。 2/11 「クラッシュ」 最高である。絶賛。テンポが良く、決して退屈しないし、飽きもしない。そして、神的な視点で捉えれば、良いことも悪いこともなく、人がどんなにがんばったところで、思い通りの結末を選ぶことなど無理な話で、ぶつかり合って、やってみて初めてわかるものがあるといった話。 「拘束のドローイング9」 海に帰った哺乳類は鯨と海豚である。彼等は乗船後徐々に先祖帰りしているように見える。そして茶室で、日本人の自然観が語られる。自然の一部に回帰するため彼等は、彼等をこの社会に、地に繋ぎ止めている足を互いに切り落とす。それはすなわち鯨である。切断されることで、その体を自由にする。それがあの冒頭のシールの形の意味のように感じますね。で、残念なのは話としては面白いが、なんといっても1シーンが長く、意外と退屈な点である。 やはりレビューは見た後に少しでも書き進めないと、細かいニュアンスや、印象なんかは容赦なく薄れるものですね。なんとももったいないなと。
ひたすら午前様が続いている昨今。そんな生活にも徐々になれ、それが普通に感じられてしまっているのが今一番の問題であったりするのですが、何はともあれ、週末は自由に過ごせており、そして何よりも季節柄多くなりがちのアルコールの影響を受けなくて良いのが何よりと言った感じです。
で、今更な話題が続きますが、先週のお話 「ホテル・ルワンダ」 まぁ、なんとなくこれこそ今さらな映画のような気もしましたが、朝一の回ぎりぎりに行ったら雪のおかげかすんなり入れて鑑賞。なんというか、まぁ一昔前の映画らしい映画。外れてはいませんが、あたりでもなく。 「スタンドアップ」 群像としての不幸の女がどたばたと騒ぐ映画である。いつもとは違う連れを連れて見に行ったら、この人がまぁ、そう言った問題に携わることが多い、所謂セラピストという胡散臭いことをやっている人だったりして、作品のテーマにひどく共感してたりしましたが、映画的にはどうかと。とにかく男と女の対立、夫、父親、息子、他人総出で一人の女に様々な苦難を与えつつ、しかしどのテーマも掘り下げられることなく、浅く広くといった感じで、最後にはとりあえず丸く治めて一件落着。うーん、テーマは重要な問題だとは思いますが、面白いのでしょうか、映画として。「モンスター」に続き、作品に恵まれないというか、社会という絶対的なものに立ち向かう女を演じ続ける彼女の次の役柄は、何でしょうか。とりあえず次ぎあたりは掘り下げ系の作品に当たることを願っております。ところで、あの時計にはなにか意味があるのでしょうか。 「タブロイド」 勘が良くても悪くても、真相が序盤ですぐに分かってしまい、さらにその真相にゆっくりと、ぶれることなく迫っていくだけの作品。同じような会話や、同じようなことが延々と続くのでなかだれしまくりで、最初はともかくとして、最後は全く盛り上がりに欠ける作品。酒が入ると人格が変わるって言うのは古すぎるのでは。期待していただけに残念。 と、まぁこんな感じの先週。今週はポランスキーとウディ・アレンを見たいなと思いつつも、いつもの連れのアニュアルでアンニュイなイベントがあったりで、あまり時間が取れそうにも無いのですが。
既に年は明け、例によってめでたくもなんとも無い感じの毎日が延々と続いております。最近仕事のメンバーがころころと代わっているのですが、それが滞りなく引継ぎやら何やらを済ませてくれるなら問題ないのですが、まぁ言わずもがな、そんなことも無く。また引き継ぐ側も、引き継がれる側ももともとそんな気が無いのではないかといった引継ぎ振り。で、結局しぶしぶ、というか当然のことのように尻を拭いたりなんだり。結果、年末年始はかろうじて休めたとはいえ、仕事初めの日から朝日が昇る頃まで仕事をしたり、今日までのところ日付が変わる前に帰宅したことが無いとか、そんな感じ。昨年の鑑賞リストなんてものはまだ手もつけておらず、このままでは2月頃にやっとお目見えするのではといった感じです。
と、年始早々愚痴ばかりといった感じですが、先週末、そしてその前の正月休みには、 「ロード・オブ・ザ・ウォー」 「愛より強い旅」 「喜びを歌にのせて」 の3本を鑑賞。わりとゆったりとしたスケジュールで今年は始まりました。で、いずれも多少地味ではありますが、まぁそれなりに好印象の作品。 1本目は面白い。まぁ別に話事態はそれほどでもといった感じですが、雰囲気が良いですね。微妙なニュアンス、構成をいかに楽しむか。 2本目。ルーツとは音楽のこと、宗教のこと、人のこと。音楽が宗教。スバラシイ。 3本目。2本目を見た直後だったためか、宗教と音楽の対比に目が行く。もしそこに着目しなければ(まぁそんなことはありえないストーリーですが)少し煩雑で、退屈で薄い印象の作品かもしれませんが、まぁアラは多分にあってもそれなりに映画らしい映画だったのでは。 で、今年も週末は映画に捧げる所存です。ということで。なにとぞ。
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この窪みの奥に何があるのかと思考をめぐらすも、この混沌としたネットの中に一片の"本質"も存在しないように、ただ生暖かく微かに脈打つ塊しか見当たらず。 では、なぜそこから一般に"私"といわれるものが生まれるのかと問えば、そこにカスケードは起こるも、解は得られず。 やはりここにはフレーム以外に何も無く、ネットが"他者"の存在に依存するように、"私"も"私以外"の存在に依存してここに在るのだ。 Recent Impressions Da Vinci Code,The JOYEUX NOEL Jacket Land of the dead 5X2 Open Water War of the Worlds One Point O Batman Begins Bus174 Whisky Dead End Assassination of Richard Nixon, The Wonderland Forgotten, The Le Convoyeur Kingdom of Heaven Ladder 49 Shuttered Glass Cabin Fever DEKALOG Butterfly Effect, the Sea Inside, the Celluler Super Size Me Terminal, The カテゴリ
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