もはや映画ですらなく
2005/03/05 シネセゾン渋谷


「ESMERALDERO」(「エメラルド・カウボーイ」)
(2002 哥)

監督:早田英志、アンドリュー・モリナ
脚本:早田英志
出演:早田英志 、パトリシア・ハヤタ 、ルイス・ベラスコ 、リカルド・ウィルスキー 、カロリーナ・リサラソ


誘われた時点でやはり断ってしまえばよかったのですが、ここと同じようにかれこれ2週間以上も「仕事、仕事」と言って放置していたところへの先方からの誘いということで、断るに断りきれず、嫌な予感はしていたのですが赴くことに。

はっきり言ってしまえば、宣伝活動かホームビデオ以外の何物でもないわけで、こんなものを堂々と所謂"商品"として公開してしまうのもどうかと思うわけです。既にこの時点で"映画"としての魅力も、存在価値も全くないわけですが、さらにそのストーリーも演出も音も映像もセットも全てにおいて幼稚園か小学校でやるようなお遊戯に毛の生えた程度でしかなく、観るのが非常につらいものでした。退屈な作品や、面白くない作品は数知れず見てきましたが、途中で席を立ちたいと思ったのはこの作品が初めてで、要は大して仲のよくな知人の家で子供の写真とか結婚式のビデオなりを延々と見せられたような感覚。さらにそれよりも性質が悪いのが、事実の一面しか描いておらず、その選定も第3者ではなく、当事者が意図的にやってしまっているという点。別に映画に客観性など求めていませんが、ここまでやってしまってはもはや映画でないことは確かです。ホームビデオやなんかであれば、馬子にも衣装てな感じで笑って済ませられますが、これはそういうレベルではなかったような気が。

ということで、ほぼ間違いなく、私の人生の中で最低ランクに位置づけられる作品であろうなと、そんなことだけを確信し、劇場を後にしたわけです。
[PR]
by nothing_but_movie | 2005-03-07 11:22 | Movie(E)
<< 神秘主義の並行世界 沈黙というほどのことでもないのですが >>