2004年 06月 14日 ( 2 )
それでも続く(「21グラム」)
a0008075_191110.jpg2004/06/13(渋谷シネパレス)
邦題:21グラム
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
製作:テッド・ホープ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
出演:ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、ナオミ・ワッツ



その構造に、批判が少なからずあるようだが、しかし、これが時間軸を持った話として展開されたら、唯の悲惨な話以上の存在になったかどうか疑問である。
この構成にすることにより、観客の興味を最期まで惹き付け、それにも増して、この構成にしたからこそ、いずれもすばらしい演技を行った、3人の名優それぞれを主人公とした物語が、紡ぎ出せたのではないだろうか。そして何よりも、誰もが持つ21グラムの重さを持った、その複雑で繊細な"存在"を語ろうとするならば、この構成以外にはありえないのではないか。

それぞれの苦難により、大切なものを失い、それぞれの葛藤の中で彼等はめぐり合う。
そして21グラムのその"存在"によってポール(ショーン)はクリスティーナ(ナオミ)を愛し、ナオミはジャック(ベニチオ)を憎み、ジャックは自分を責めた。
しかし最後に、3人はお互いのその"存在"により、深く理解し、許し合う事ができた。

その"存在"はあまりにも軽く、忘れられがちである。
そのために起こる悲しみも多い。

しかし、逆説的に考えれば、悲しむことが出来るということは、悲しむべきことが起こることは避けられないということか。
そしてそれでも"人生は続く"としたら、互いに理解し、許し合う事が唯一できることなのかなのかもしれない。
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by nothing_but_movie | 2004-06-14 19:11 | Movie(数)
次はブレア首相か!?
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[ロサンゼルス 11日 ロイター] マイケル・ムーア監督のイラク戦争反対はまだまだ続く。ブッシュ米大統領の戦争への取り組みを痛烈に批判した映画「華氏911」を発表した監督だが、戦争でのブレア英首相の役割をテーマにした映画制作に意欲を示した。
 ムーア監督は11日、ロイター通信とのインタビューで、「個人的には、イラクの戦争でブッシュよりもブレアの方が責任が重いと思う。ブレアはブッシュより分別があるからだ。ブレアは間抜けではない。ブッシュにまとわりついて、一体何をしてるのか」とコメントした。

 英国とブレア首相は、米国主導のイラク戦争を支持した連合国の中で最も強硬な姿勢を示してきた。


とあったが、ブレア首相についてのはただのジョークとして、12日にムーアのHPで否定された。
ブッシュと違って、"Blair knows better. Blair is not an idiot. "だから、映画を見て考えてくれって感じか?
作ってくれても良かったんだけどね。
何れにしても、11日のロイターとのインタビューやこの発言に、ムーアのいやらしさが垣間見れた気がしました。
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by nothing_but_movie | 2004-06-14 12:52 | 雑記