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華氏911は映画足りえるか。
a0008075_18466.jpg何かと最近話題のマイケル・ムーア。彼の最新作「華氏911」。
カンヌではパルムドールを受賞してはいるものの、映画として成立しているか甚だ疑問ではある。
前作「ボウリング・フォー・コロンバイン」は個人的には映画では無いと考えている。あれはどう転んでもただのドキュメンタリーである。
しかしながら、ではドキュメンタリーと映画は何が違うのだと問われるなら、なんとも答え様に困るから仕方が無い。しかし、感覚的な答えとしては、ニュース番組中の特集として「ボウリング・フォー・コロンバイン」そのものが流れてもそれほど違和感を感じないが、「パッション」が流れたら、ものすごく違和感を感じるってとこか。

しかし、映画としてはともかく、「ボウリング・フォー・コロンバイン」にしても、今度の「華氏911」にしても、マイケル・ムーアの主張として、見ておく価値はあると考えている。

予告編
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by nothing_but_movie | 2004-06-11 18:47 | 雑記
オーシャンズ12クランクイン
a0008075_21443.jpgそういえば「オーシャンズ11」の続編「オーシャンズ12」がクランクインしているらしい。
監督ソダーバーグ、期待。

日本公開は2005年年末予定。1年半待つんですか・・・。

オフィシャルサイト:Oceans12



「オーシャンズ11」の続編として企画されている「オーシャンズ12」の全貌が明らかになった。前回はラスベガスのカジノが舞台だったが、今度の舞台はヨーロッパ。しかも、ローマ、ロンドン、ベルリンの3都市を舞台に、大きな盗みをはたらくことになるとか。脚本は、第1作と同様テッド・グリフィンが執筆したが、スタジオ側は、ジョン・ウー監督作として温めていたジョージ・ノルフィ執筆の「Honor among Thieves」を、そのまま「オーシャンズ12」の下敷きにすることにした。肝心のスタッフだが、スティーブン・ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツの復帰が決定。ほかのキャストもほぼ全員復帰するとみられている。なお、タイトルが「オーシャンズ12」だけに、新たに1名強盗が加わることになるが、どうやらこれはジュリア・ロバーツのようだ(前作では、強盗一味には加わっていなかった)。舞台がヨーロッパであるにもかかわらず、製作費は前作と変わらず8500万ドル(約100億円)。主演俳優たちは、前作よりもさらに大幅の給料カットを迫られる。撮影は04年2月からローマで開始。全米公開は04年の12月の予定だ。

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by nothing_but_movie | 2004-06-08 21:45 | 雑記
世界は美しく広い。
a0008075_174049.jpg邦題:ビッグ・フィッシュ(2003米 「BIG FISH」)
監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・オーガスト
原作:ダニエル・ウォレス「BIG FISH Novel of Mysthic Proportions」
出演:ユアン・マクレガー/アルバート・フィニー


6/4 新宿東亜興行チェーン

よもや幻覚を見るとは思ってもいなかった。
何かってあの姉妹。最後の葬儀のシーンで、上半身だけを写した彼女たちの下半身を当然一対だと想像していたのが、葬儀が終わって2人が別々に立っているシーンが。
まさにいつの間にかティム・バートンによって催眠をかけられたごとく、幻想を、しかもスクリーンの外に見てしまっていた。
それは"ありえない"とわかっていることでも、自分が信じていれば、そのように見えるということのほか無い。

つまり人間にとって認識とはいかようにもバイアスがかかるものであり、それによっては、単なる「うそつき」にも「ビッグ・フィッシュ」にもなりえてしまうということなのか。
父エドワード(アルバート・フィニー/ユアン・マクレガー)を「うそつき」と否定しながらも、咄嗟に父親がBig Fishになる最期の話を作り出した息子ウィリアム(ビリー・クラダップ)は、それを自分で語り終わった瞬間に、捜し求めていた「父親の本当の姿」を、既に知っていたのだということを理解する。
いや多分正確には、"知っていた"というのではなく、どう"認識する"かなのだろう。そしてその認識を受け入れるかどうかなのだと思う。
父の本当の姿は自分次第で如何様にも変えられる。

人間の認識が本当に正しいか否かは誰にもわからない。そして正しい認識が良いとも限らないことは、あのウィンスローの滑稽な「3行詩」からもうかがえる。

この世界を自分で狭くする必要はない。
幻想の世界に生きたエドワード。そんな自由な幻想の世界ですら、それを共有してくれる妻や息子、そして友人がいれば、この世界はあまりにも美しく広がることができる。




それにしても不愉快だったのは他の客。
オールナイトは毎回気に入らないことが少しはあるのだが、今回はさすがに閉口。
人のすぐ隣の席の背もたれに臭い足を乗っけてくるヤツはいるわ、前の客は頭の上で堆くダンゴを形成してスクリーンをさえぎるわ、さらにそいつらは集団で来ていて、何回も見ているのか、映画の筋を上演開始前にギャーギャー話しているわで・・・。
結局、席が9割方空いていたことあり、上演開始直前に席を移動して事なきを得ましたが、何とかならんもんなのか。
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by nothing_but_movie | 2004-06-07 17:42 | Movie(B)
God Diva観ちゃった。
a0008075_22106.jpgそろそろ忘れ去っている方も多いのではないのでしょうか。
そんなこといってる私も忘れてます。

ただなんとなく救いようのない映画だったことは覚えてます。
ホントに。救いようがない。
多分ビラルが好きで好きでたまらない人には良さがわかるんでしょう。
申し訳ないですが、私にはわかりませんでした。

ただ神様も命は惜しいんですねって感じ。
そう思った瞬間、Selfish gene説が頭の中にふと思い出され、
てことは神様にも遺伝子があるのかとか思ってしまい、
神に遺伝子があるとするなら、遺伝子をいじるだけで「神の領域に足を踏み入れた」とか言っちゃうようなマスコミはなんか大きな勘違いしているんだな、って思い、
では、神になるにはどうすればいいか?と思考を進めると、
じゃ分子→原始→原子核→中性子→素粒子・・・とそのもの自体を作り出すことが神なんだなと、あたりまえに思える結論が出た。
そうだよね、神が世界を作ったのならそこらへんから作らないといけないからね。
とするならいまどきの物理学者はかわいそうだよね。結構そこらへんの研究も進んできているのに、バイオと違ってあんまし「神の領域に足を踏み入れた」とか言われないからね。
これは多分、倫理感が働くかどうかって事で、その先には多分宗教観があって、そうするとやっぱり、その宗教のいわゆる聖書の記述や考え方には偏りがあるってことで、
とするなら、それが神の教えだとは到底思えないよねってとこでいいかげんこの不毛な思考を止める。
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by nothing_but_movie | 2004-06-04 22:11 | Movie(G)
先行見てきた。
a0008075_214220.jpg5/29、新宿にて先行を観てきました。
あんまし期待はしていなかったんだけど、2時くらいからの回を観るため、1時間くらい前に劇場到着。
多分うんこ映画だと思うと言うと、一緒に行ったヤツは仕事かなんかで疲れていたらしく、既にチケット買って中に入ったにもかかわらず、帰ろう帰ろううるさい。
到着当初は待ってる人もほとんどいなくて、開始10分くらい前になってやっと人が集まってきた感じ。それでも開演間直には8割方席も埋まったかな。

さて、中身。
まるっきり「Independence Day」の焼き直し。あーあ。
でも、最新の学説も随所にちりばめられて、「I.D.」よりはメッセージとその訴求力はある感じ。
CGはきっちり仕上がっている。
ストーリー。典型的なパニック映画ストーリー。
典型的なパニック映画ストーリーとは以下のようなもの。
①どこかで災害の予兆が発見される
②専門家が危険を世間に知らせようとするがほぼ無視される
③災害が現実のものとなる
④多くの命が無意味に消える。CGなどのおかげで映画の予算も無駄に消える。
⑤前述の専門家が大活躍。周囲もみなおす。
⑥災害への対処方法などが見つかる!!
⑦しかし残された問題がある!!(往々にして専門家やその周囲の人に関するPVな問題)
⑧全ての問題が尊い犠牲のものと解決
⑨災害沈静化
これに今迄あなたが見た映画を当てはめると不思議なことにほとんど当てはまります。
さらにいうなら、これに沿って脚本を書いて、ちょっと有名な監督に映画を撮らせれば、ある程度はやる。
ネタとしては今迄使われていなく、そろそろおきそうな話が良い。例えばポールシフト、大陸移動、宇宙コロニー墜落、月の消滅、太陽爆発、宇宙の収縮、時間の逆転などなど。
脚本家デビューも夢ではありません。

それにしてもエメリッヒ。少しは成長しなさい。
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by nothing_but_movie | 2004-06-04 21:43 | Movie(D)
だいぶ空いてしまいましたが、いいかげんレビューします。
starwars3
Casshern
この映画の主張。いいたいことはわかるけど、でもなんか掘り下げ足りなくない?そんなことは誰でも考えている。解答がないからみんな悩むんだけど、この映画以上にはみんな考えていると思うんだよね。なんとも薄っぺらい主張。

しかしながら、映像は美しい。緑と白のコントラストと赤と黒のコントラスト。これら二つのコントラストが作り出す映画全体のコントラスト。綺麗だった。
でもなんか全体的に安っぽいCGが目立ったかな。なんだかな。

あと"人"がかっこ悪い。なんかみんなダサい。必死に"演じて"ます。みたいな感じがした。これに関していえば、邦画を見るといつもこんな感じを受けてしまうんだけど、それには多分日本の映画界の構造的な問題があると思ってます。この問題について論じるのはまたの機会にしておきますが・・・。

そしてストーリーも結構お粗末。

何がやりたかったのかな・・・。自己満?


と、やっぱり酷評になってしまったのだけれども、じゃーなんで見に行ったかというと、弟が製作スタッフに入っていたため。
最後のスタッフロールに結構大きめに名前が出てて感動。
実はただその確認の為に、最初から不毛と確信していた2時間を耐え忍んだわけです。
ホントにそこだけは感動した。やりたいことできてるんだなーって感じで。

にしても、結論としては
弟が参加する次回作まで、邦画は見ないって事でしょう。
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by nothing_but_movie | 2004-06-04 21:10 | Movie(C)