<   2004年 09月 ( 18 )   > この月の画像一覧
早くも見えてきましたが。限界が。
つい先日"飽きるまで毎日更新"てことを書いておきながら早くも飽きてきた模様。まさに"秋の空"って感じですね。
て、こんなことを書いて"自己満足"に浸ってもしょうがないとは思うのですが。まあ、なんにせよ、"毎日更新"なんていいだした時点で目標が"更新"であってそのコンテンツにはさしてこだわらないことが決まったようなものですから。いや、確かに毎日更新しつつも、中身のあるBlogを書いている方は私の知っている限りでもいますから、この言い草の適用範囲がひどく狭いことは重々承知いたしております。
[PR]
by nothing_but_movie | 2004-09-16 23:44 | 雑記
暇にかまけて
以前のものに飽きたので、というか最初からこってり具合がかなり気にはなっていたのですけどね。
まぁ、要はスキンを変更しましたってことです。
[PR]
by nothing_but_movie | 2004-09-15 23:32 | 雑記
父は息子の中に沈む
2004/9/11 シャンテ・シネ



「父、帰る」
(2003露)


監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
脚本:ウラジーミル・モイセエンコ、アレクサンドル・ノヴォトツキー
出演:ウラジーミル・ガーリン、イワン・ドブロヌラヴォフ、コンスタンチン・ラヴロネンコ


その父の表面的な厳しさの底にはやはり息子たちへの愛情があるはずで、ただそのやさしさは、水面がその底を巧みに隠し、波間にかすかにしか見て取れないように、それもなかなか見えにくいわけです。

最初こそ、彼らは、父の存在の大きさや重さを感じる。しかし、そのうちそれも薄れ、次第に父親の存在は彼等の深層心理に深く沈み、解け込むことで、その厳しさや、本質的にはその優しさが、彼らの人格形成の礎となる。つまり、今後彼等は、父との休日の最後に経験したことを、その実際の成長の過程でなぞる。
そんなことを示唆したのがあの最後なのでしょうか。
 
父親の存在をそのまま映画にしたような傑作。
全編通して無駄な台詞を廃し、代わりに映像に語らせるという力はもの凄いものを感じました。

それにしても、途中で席を立つ人が目立ったような気がします。まあ、小さな箱で、かつフラットな構造のため、目についただけかもしれませんが。
さらに驚くことに、この作品を主題へと帰結させるための重要なイベントが2つほどあるのですが、その両方ともで笑いを漏らしていた方が。…まあ、ある意味この方は特殊な部類に分類される方だと思います(というか思いたいです)が、何れにしても、これらのことが示しているのはつまり、この映画で描かれた父親像が今の日本になかなか理解されないということでしょうか。
現実で受け入れられないことは仕方ないにしても、映画の中ですら異なる価値観や、生き方を認められない、あるいはその表面のみしかなぞろうとせず、理解しないことが、これらの行動の原因となっているのであれば、それは彼らが劇中前半の兄弟と一緒、あるいはそれ以前。少なくとも、表面だけでもうまく取り繕える兄よりも未熟だということは、言って差し支えないのではないでしょうか。
[PR]
by nothing_but_movie | 2004-09-15 19:13 | Movie(R)
なぜか最近
自分でもなぜだか分かりませんが、「よし、毎日更新してやろう」なんてことを先日ふと思い立ちまして、だからなんなのだといわれれば、自己満足以外の何物でもないのですが。そして更新を毎日したからといって本質的な中身が増えるわけも無く。つまりそれはいわゆる形骸化ということで、結論としてこのページの存在価値(そんなものがあればですが)を下げる働きしか持っていないわけですね。いわゆる"ムダ"よりもたちのわるいことに時間を費やしてもアレですが。まあ実際アレですから飽きるまでやってみることにします。

そういえば先日、高校の時以来離れていた、いわゆるJazzのCDを入手。今日会社から比較的早く帰ってこれたこともあり、メシを喰いながらそのCDを。
自分以外にはそうそう食べさせることのできないようなメシを雑然とした部屋で喰っているにもかかわらず、気分は違う空間へ。いつの間にか私の中でJazzとはそういうものになっていたようです。よく聞いていたときはこれが当たり前だったんですがね。些細なことですが自分の変化をうかがえてしまいました。

そういえば今年のファンタスティック映画祭には「Hell Raiser」の出品は無いようです。ひとつ楽しみが減ってしまいましたが、恒例のホラーナイトは行くつもりです。気分はもう10月の映画祭に傾倒していて、ついつい「もう10月ですね」なんてことを会社で口走ったら、怪訝な顔をされてしまいました。当たり前ですが。
[PR]
by nothing_but_movie | 2004-09-14 23:27 | 雑記
霧の中。
2004/9/11 ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ



「フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白」
(2003米)

監督:エロール・モリス
出演:ロバート・マクナマラ



2次大戦や、その後の冷戦、キューバ危機というなんとも重苦しい雰囲気の時代について、国防長官という重責を担ったマクナマラが、戦争と人について、様々な映像とともに語る。

その言葉には、例えそれが普段聞きなれたものであっても、それなりの重みがありますね。
ドキュメンタリーとして、かなり完成度が高く、ここのところ続いているドキュメンタリーラッシュも、この作品で一区切りしそうな感じです。

戦争という行為の中の爆撃一つにも、効率を求めることは、いかにも典型的な"アメリカ的"と形容したくなる考え方ですね。根底では「いかに効率よく広大な農地に飛行機から農薬を散布するか」とかにつながってるんでしょうか。まあ、この映画の趣旨とは全く違うことですし、くだらないことなのでどうでも良いですね。しかし、そんなどうでもいいことも、神風とかなんとか言ってた人種にとっては、大変魅力的かつ、あくまで比較レベルで、人道的に見えたことは想像に難くないですね。それがあったからこそ、今ありきですかね。結局、今もまだ日本はその当時にまぎれた霧の中。アメリカに手を引っ張ってももらわないと進めない状況は、まだまだ変わりそうにありませんね。まあ、進むといっても、どこに行くかわかりませんし、アメリカも霧の中っていうオチも覚悟しなきゃいけませんけどね。

それにしても感心したのは、「Fog of War」→「13 days」→「11 September」といったこの日の上映スケジュール。最初に20世紀の大まかな流れを当事者本人に語らせ、次にそのDetailを見せ、最後に新しい時代を見せる。こんな気の利いた構成を六本木ヒルズができるとは個人的にとても驚きました。まあ、残念ながら顧客層とはミスマッチが起きたのか、半分くらいの入りでしたが。

そういえば、ロビーには早くも今年の東京国際映画祭のポスターが貼られてました。もうそんな時期なんですね。去年の映画祭は終わってみれば、酷評の嵐だったような記憶がありますが、今年はどうなんでしょうか。個人的には、同時期にやるファンタスティック映画祭で「ヘルレイザー」の新作が見れればそれで良いんですが。

あと、"イッキミスペシャル"とかいうのをやってるみたいで、シリーズを立て続けにスクリーンで見れる機会なんてそうないので、それなりの作品ならなるべく見に行きたいものです。これからやるのだと、「エイリアン」あたりを狙ってたりします。あとは最後のSurpriseに何が来るか気になるところです。流れ的に、来年新作が出る予定の「スターウォーズ」じゃないかと勘ぐってはいるんですが。いや、本当はそう思いたいだけなんですがね。なにしろ、行ってみたら、「ハリポタ」だったとか、「R.O.T.L」だったんじゃ、目も当てられませんからね。
[PR]
by nothing_but_movie | 2004-09-13 10:31 | Movie(F)
今週末レポート
今週は忙しかったですね。

「ヴィレッジ」
「天国の青い蝶」
「ソウル・オブ・マン」
「i,robot」
「テイキング・ライブス」
「CODE46」
「父、帰る」

ここのところメモ書きのみが続いてますが、懲りずに詳しくはまたのちほどとか書いてみる。
[PR]
by nothing_but_movie | 2004-09-13 10:07 | 雑記
ムーアは殺されない。
2004/8/18 恵比寿ガーデンシネマ



「華氏911」
(2004米)

監督:マイケル・ムーア
出演:マイケル・ムーア、ジョージ・W・ブッシュ


終わってみればやはり"パルムドール受賞作品"であり、つまりタランティーノの言葉に表れているように「"映画"として面白い」ということでしょうか。

理由の一つには、ドキュメンタリーとはまたちょっと違う感じの仕上がで、どちらかというと、公開前に予想していた通り、「マイケルムーアの意見」になっていたということ。
全体を客観的に伝えようという視点はあまりなく、かなり偏りっていて、つまり客観的に描かれた主観。(こういうことを言い出すと、完全な客観とは何かについてを論じなければなりませんが、めんどくさいかつ、主観的な話になりがちなのでそれは別の機会に)どちらかというと手法としては、ジャーナリズムに近く、しかしながら、選択と解釈の余地を残すジャーナリズムともまた違って、結局、あるテーマを主に第3者の視点で描く、"映画"にしか収まらない。
この違いが決定的に現れるのはその結果、つまり"マイケルムーアは殺されない"ということ。
要は「ヴェロニカゲリン」が、最後にその自らのジャーナリズムの結果、殺されるのに対して、ムーアはそうはならないということが容易に想像できるわけです。
これは相手が麻薬の売人か大統領かに起因するのではなく、この作品が所詮一般に"娯楽"に分類される"映画"だからではないかというわけです。これは前作「ボウリング・フォー・コロンバイン」でも同じことが言えるのではないでしょうか。

二つ目は、やはりあのつくり。「ボウリング・フォー・コロンバイン」もそうでしたが、なんとも滑稽。前回はGun Shopへの抗議、今回はあの署名活動などなど。これらの活動自体の意図や真意についてとやかくいうつもりはありませんし、視覚的、感情的、理知的に面白く、これが彼の持ち味だとは思うのですが、やはりなんとも滑稽で、結局"スクリーンの中の面白おかしい出来事"で終わってしまっているわけです。誤解を恐れずに、もっと具体的なイメージで言うなら、些細なことを一人で騒ぎを大きくしようとしている。わぞとらしい。そんなところがしっくりきますかね。そしてこの滑稽さも、やはり"娯楽"としての"映画"の特質であり、だからこそ「"映画"として面白い」く、所詮"娯楽"の"映画"だからこそムーアは殺されないわけです。
まあ、もとから死ななそうな人ですがね。


それにしても、最後に残る疑問としてはこれがホントにパルムドールに値するのかということですね。
個人的にはカンヌを軽視している節もあり、そもそもこういった映画際の賞なんて、所詮出品作品中の相対評価で必ず誰かがもらえるものですから、その価値なんて宣伝文句が増えるくらいにしか思っていないのですが、それにしてもこれが最高の作品だったのであれば、その他の作品はどんな仕上がりなんだろうと、甚だ疑問に思ってしまったりもするわけです。
[PR]
by nothing_but_movie | 2004-09-09 14:26 | Movie(F)
先週末レポート
さてさて、忙しさにかまけて更新をサボってたらいつのまにか9月ですね。
というか、先々週はここ数ヶ月ぶりに、映画館に足を運びませんでした。
まぁ台風が来ていて、かつ特に見たい映画が無かったからなんですが。

先週末は、六本木ヒルズで
「Fog of War」
「13days」
「September11」
を見てきました。
3本立て続けに朝6時まで。
さすがに眠かったです。


詳しくはまた後ほど。
[PR]
by nothing_but_movie | 2004-09-09 12:58 | 雑記