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在り過ぎて持て余し
激務とはいえないまでも、それなりに忙しい日々を過ごし、そんなこんなで先週はあっという間に普段の生活、否仕事に戻りはしたのですが、3連休のおかげで再び年始モードに戻ってしまったような、つまり仕事がはかどらないと、唯それだけのことなのですが。


今週末は

「ソウル・サヴァイヴァー」
「赤いアモーレ」
「荒野の7人」

でした。

せっかくの3連休なのに、それほど魅かれる作品も無く。連休を持て余す結果となりました。来週は「オーシャンズ12」の先行があるようですし、それなりの数の作品が封切られるようですので、それなりに忙しいかと。


後、今週末の出来事としては、昔使っていたVaioを復活させたことぐらいですね。当時は"緑Vaio"としてそれなりに話題になっていたものなのですが、半年もたたないうちに液晶を踏んでしまい、修理には単体が買えてしまうほどの金がかかると聞いて、今の無骨なデスクトップを買ったのです。しかし、良く考えるまでも無く、私はその"緑Vaio"と同シリーズの初期モデルを持っていたのでもしやと思い液晶を移植してみると、いとも簡単に直ってしまったと。いやはやいまさらですが、もっと早く気付かなかったものですかね。とは言っても規格か何か知りませんが少し違うらしく、画面の上と右と下のそれぞれ5分の1程度がフレームに収まり切っていないのですが、しかしそこに隠れている"スタートボタン"や"タスクバー"のアイコンや、デスクトップ自体をもともと使わない私にとっては、使用上の問題はさしてないと言えそうです。あとは全画面表示や最大化が使えませんが、これは正に、人間の欲と本質的に同じ問題で、領分を知れば自ずと解決します。
ついでにメモリも移植し192Mにし、流体でないため五月蝿かったHDDも流体でさらに少し早い80Gに換装。OSもXPに入れ替え、デスクトップとiTuneを共有し、コンポと繋ぎ、iTune専用機として見事な復活を遂げました。後は勢いで換装した80GものHDをどうするかが問題で、今のところこれも持て余しそうです。
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by nothing_but_movie | 2005-01-11 17:57 | 雑記
やりすぎにやりすぎを捧げ
a0008075_1922340.jpg2005/1/2 シネマライズ



「Super Size Me」(「スーパーサイズ・ミー」)
(2004米)

監督/脚本/出演:モーガン・スパーロック



それにしてもよくやったなぁと言うのが正直なところ、先日も書きましたがなんにしても適当さというのが大切なわけで、何でも過ぎれば毒になるわけです。従ってこのような胡散臭いものも徹底的にやりすぎれば毒となって毒を制するといったところでしょうか。別にこの映画を批判したり、マックを擁護しているつもりではないのですが、まぁ極論もここに極まれりと言ったところでしょうか。


劇中確か週1回以上利用するのが"ヘビーユーザ"、週3回以上が"何たら"ユーザと言う扱いになっているとか何とか言うくだりがあったかと思いますが、これに倣えば、1日3食、1ヶ月間通い詰めた彼は何になるのでしょうか。単純に考えれば、"ヘビー"の21倍、"何たら"の7倍は利用しているわけで、これはいくらなんでもアレなわけです。

そういえば私が卒業研究を行っていた時同じくして、アガリクス茸が持つ物質の抗癌作用を研究していた同期がいたように思いますが、彼の成果によるとアガリクス茸の有効成分は生のアガリクス茸から取ろうと思ったら、体重の数十倍(数百だったかしらん)を1日に食べなければ効果が無いとかそんなことを申していたような記憶があります。実験自体はもちろんマウスを用いていましたが、この結果をそのまま人間に適用するなら、一般家庭で料理に使う程度では全く埒があかない量なわけです。にもかかわらずスーパーなどでは抗癌作用を謳っていた気がしますから全く何のことやらといった感じです。つまり、これと同じようなことをこの作品もやっているわけで、これが示す有害性に信憑性というものがあるのかどうかはかなり疑わしいわけです。仮に有害性が認められたとしても、社会一般的に容認されうる範囲内かもしれないという検証は間違いなく欠けており、要はこの話は話半分程度、もしかしたら21分の1程度で聞いた方が良いかもしれないのです。

しかし、其れを差し引いても余りあるのがこの作品のテンポの良さであり、状況設定であるなと感心していたところ、小耳に挟んだのですがこの監督はどうやら専らCMを撮っているのだとか。なるほど、手法はほぼ同じではあるけれども、全く間逆の効果を引き出しています。裁判所や医師などの威光を借りたり、"仕様前→使用後"を見せることはよく見かけますし、比較的短めにシーンを分ける手法などは飽きられたら終わりの長時間のTVショッピングの構成に酷似していて、まさに良く深夜にやっているそれのようです。

まぁそんなこんなで、全体に妙な"胡散臭さ"を漂わせているこの作品は、つまりマックを単純に叩きたいわけでは無くて、現代に構造的に存在する問題への警笛なわけです。しかし話のバカらしさのおかげで肩の力を抜いて非常に気楽に観れてしまい、やっていることも単純ですから言いたいことが入って来やすく、残りやすいわけです。また、"胡散臭い"とは言っても、そもそも映画などというものは全て演技という、厳密に言えば"嘘"や"虚飾"という"胡散"そのもので構成されているわけですから、そう考えれば21倍だろうが、他の食品と比較していなかろうが、主題を伝えるための手段と考えれば映画としては一向にかまわないわけで、やりたいことをやりきり、其れによって伝えたいことを伝えきったこの作品は成功なのです。

マックに限らず全ての商品に存在する企業責任と自己責任の境目、企業が持つべきモラル、個人が持つべき危機感と自己管理。これらへ自然と目を向けさせてくれるこの作品は上手いなぁと素直に感心でき、そして面白いなと。あと、なんと言ってもやりすぎな商品に対して、大真面目な批判映画ではなくて、やりすぎな映画をあえてぶつけるあたりが小洒落てるなと。


どうでも良いことですが、ひげ面の医師は捕まった時の某国大統領に似ている気がするのですが、気のせいでしょうか。
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by nothing_but_movie | 2005-01-06 19:08 | Movie(S)
正月が明け仕様が無く仕事をするも
新年最初のエントリーとなる本日、普通であればそれなりの挨拶くらいはするのでしょうが、誰にとも知れずするそれほど悲しいものはありませんし、そもそもそんなものをする時期は既に本日をもってほぼ終わりかけていると思いますから、省いてしまうことにします。
と、まぁいつも通りでまったく変わり映えのしない、このような面白みの無い書き出しは、所謂"新"年には全くそぐわないものなのですが、そうは言っても身の回りの変化と言えば暦がまた12枚に戻っているだけで、それ以外はさして変わりが無いことですし、ここもその程度の変化で続けていきたいなと、唯ただそういうわけなのです。所詮新年とはいえ、変わるのは人の意識のみ。適当な区切りで全てを白紙に戻し、本質的には何度も繰り返されているものにもかかわらず、全てを"新しいもの"として再生てしまう習慣はなんとも可笑しくも、実用的で、それでいてどこと無く間の抜けた習慣であるなと、しかしながら其れこそが人間の脆さと強さの両面を現しているなと、そんなことを感じつつ、今年も映画に身を捧げる所存です。否、言い過ぎで正しくは、"休日は映画に捧げるつもり"です。

さて、今年も例年に倣い帰省するつもりでいましたが、飛行機の切符を取り忘れていたのと、休みが短いのと、12/29にあった昨年最後の"忘年会"で、忘れられそうに無い一般に失態に分類されることをしでかしてしまったため、取りやめ、新宿で初めて年を越すことになりました。それにしても年末ともなるとさすがに静かになるものなのですね、意外でした。その静けさが気に入ったのかどうかは自分でも良くわかりませんが、年末は静かに家でゆっくり過ごし、気付けば年が明けていました。
元日は妙に静まり返った新宿に一人でいるのも変な感じがしたので、柄にも無く良い機会だからと、連れを見つけて明治神宮へ。まるでこちらに残っている人が全部集まって来ているような周囲との人口密度の差を目の当たりにして、一瞬でもここへ来ようと思ってしまった自分の浅はかさと悲しさに呆れ、帰ろうかとも思いましたが、そう決心した頃には既に人ごみの中、文字通り引き返せない状況に陥っており、おとなしく1時間半も寒空の下で過ごすことに。その割に、やっとのとことで成し得たのは賽銭を人の頭越しに放り投げるだけと言う、坊主だけが有難い、得る必要の無い文字通り有難い経験。いやはや、1時間以上も寒い思いをして並ばせたうえに、人の頭しか見えないところへ金を投げ入れさせるとは、日本の宗教もまだまだ捨てたものじゃありませんね。まさしく神の御業。恐ろしいものです。

その後渋谷へ抜けるもめぼしい映画館は全て休館のようでしたので、おとなしく酒を流し込み、元旦は虚しく終了。このように今年も無為に過ぎていくことでしょう。それにしても"Every 1st day of the month"は映画の日ではなかったのでしょうか?まぁ理不尽な愚痴はこれくらいにして、結局今年の最初の映画は次の日1/2のシネマライズの初回10:40からの「Super Size Me」(「スーパーサイズ・ミー」)となりました。

意外な混みようで、その理由として私は短絡的に他にやる事が無いからだろうと思ったのですが、続けてみた「Jackass: The Movie」(「ジャッカス・ザ・ムービー〈日本特別版〉」)、がガラガラだったのに較べ、この作品は2回目以降もそれなりに混んでいたようでしたから、純粋にこの作品に因る混雑だったのでしょう。そして其れを素直に認められるくらいに面白い作品でした。作品には感心しつつも、バカな私は鑑賞後マックに駆け込み昼食を掻き込んで、要は自己責任と適当さが何事にも大切なのですよと、一人で納得し、1:30からの「ジャッカス」を観るべくシネマライズにとんぼ返りしたわけです。で、2本目のこれはまさに正月映画、麦酒に良くあう作品で、弱化してとろけた脳みそに程良い刺激を与えてくれました。

その後新宿に戻り、最後に「荒野の七人」でも見ようと思ったのですが、時間が合わず、連れの希望で「ターミナル」を観る事に。2回目でしたがやはりいい映画で、バカな1日を上手く締め括ると同時に、一年の始まりを世界の"長寿と繁栄を"願ってやまないものへと変えてくれました。

3日はゆったりと家で半日を潰し、残りの半日は服を買い漁ったり、本を読み漁りつつ、たまり続けていた未聴のCDを聞いたりしていました。字面は忙しなくても要は典型的な正月の生活だったわけです。

で、正月休み最終日の4日は「Sylvia」(「シルヴィア」)、「VYNALEZ ZKAZY」(「悪魔の発明」)、「VIDAS PRIVADAS」(「ブエノスアイレスの夜」)の3本を鑑賞。質的な満足感は別にしても量的な満足感は十分に味わいつつ休日を終え、本日が仕事始め。仕様がなく仕事をするも全く手につかず、早速こんな駄文を並べてみたりして。まぁそんな感じです。
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by nothing_but_movie | 2005-01-05 14:25 | 雑記